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2010年1月 6日

エディプスコンプレックス

エディプスコンプレックスとは母親を確保しようと強い感情を抱き、父親に対して強い対抗心を抱く心理状態の事をいう。これに関する理論はフロイトが提唱したものであり、その主張は以下の通りである。

自我発達の途中の段階において男児の自我は、もっとも身近な存在である母親を自己のものにしようとする欲望を抱く。同時に、その母親が受け入れている父親の存在に気づき、自己を父親に同一化させる。しかし、自我の発達が更に進展すると、男児の自我は、母親の所有において、父親は競争相手あるいは敵であるという認識を抱く。このようにして、父親と同一化した自我と、父親を敵視する自我の二つの位相が生まれ、自我は葛藤に直面する。

この際父親に去勢されるのではないかという不安から、近親相姦的欲望は抑制され、自我は葛藤を脱する。そしてその結果としてかつて父親に同一化していた自我の成分を無意識下に置き「自我の理想形」すなわち「超自我」とすることで、男児の心理は発達するとされる。

超自我は、父親の規範としての像を維持し、「なんじなすべし」または「なんじなすべからず」という定言命法(カント)を発する。これは道徳規範である自我理想、つまり超自我の成立とその発展を通じて、自我はより高い道徳規範を志向するようになる。

この理論の中に見られる母親に対する近親相姦的欲望をフロイトは、ギリシア悲劇の一つ『オイディプス』(エディプス王)になぞらえ、エディプスコンプレックスと呼んだ。

これに対し、女児の自我発達の場合は、初めは母親に愛情を抱くが、自分にペニスがない事にショックを受けその後に同様の現象が起こるのだという。具体的には男根期にその喪失を感じることで次の潜伏期へと移る。その後乳房の膨らみやのどの性徴により去勢感を払拭し女性としての誇り、自我に目覚める。しかしその女性器の元来的喪失感は埋め難く、男根による補償満足を求めることが女性の性欲となる。特に男児誕生はこの喪失感を全面的に補償すると考えられる。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

エディプスコンプレックスとはジークムント・フロイトの創始した自我発達の中心概念です。

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